銀座の雑居ビル屋上にあった月光荘の画材倉庫をリノベーションし、昼は風そよぐカフェ、夜は星空の下のバー、「月光荘サロン 月のはなれ」が生まれました。フランス製ラタンの椅子が並ぶバルコニー席では、四季折々の庭木がお出迎え。店内では毎晩、音楽家たちの息づかいが手の届く距離で響きます。語らいと共に花咲く文化。おーいと呼んでる乾杯の輪。
music & art
お食事には、クレオール料理を。若き日の店主、日比康造が音楽の旅で訪れたニューオリンズ、アメリカ南部の郷土の味。異国の興奮とスパイスが溶け合ったその一皿は、あの日の旅の続きです。
ニューオリンズ、シカゴ、そしてニューヨーク——音楽が、日常のなかに自然にあった街の空気を、「月のはなれ」でも感じていただけたら。
壁面には、選りすぐりの作家たちによるアートが掛けられ、二週間ごとに新しい世界へと衣替えします。
だから、いつ訪れても初めてのような、だけど懐かしいような。「月のはなれ」の魅力は、その変わりゆく、けれどいつの時代にも変わらないライブ感のある空気感にあります。
エレベーターなしの階段5階。夢の扉まで、ひとつ、ふたつと屈伸してからどうぞ。
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